誰にでも、すべての状況が八方ふさがりに思えて、
どこに出口や光を見出していいのか、わからなくなる時があります。
そんな時に、私が心がけているのは、
その大変な状況の「主人公にはならない」ということです。
自分を取り巻く状況の中で、自分が主人公の視点で生活していると、
その渦に巻き込まれて、どうアクションを起こしたらいいのか、
に途方に暮れることがあります。
そんな時には
「今の自分の状況を、少し遠く離れた位置から見てみる」
という客観性をあえて持つようにしています。
「この状況から私は何が学べるんだろう」
「この経験は、今後どんな未来につながっていくんだろう」
そんな風に考えてみると、自分が主人公の位置から、
そのストーリーを読み進めていく読者になっているような感覚になります。
辛い状況に巻き込まれず、ぶれない自分の立ち位置を築いていくのも
人生の中では必要な時間なのではないかと思います。