人間関係

親孝行について

どなたにでも、何らかの親子関係の悩みや課題はつきものだと思います。

私自身も、もちろん例外ではありません。

その悩みや課題のうちのひとつが、「親孝行」に関わる価値観のように

思います。

みなさんは「親孝行」という言葉を、どのように捉えていますか?

私自身は、比較的最近まで

「親が望むことをしてあげることが親孝行」

と捉えていました。

しかしながら、これが実は、

「自分自身の人生を生きる」

ということとのすり合わせを難しくしている状況のひとつにもなりえます。

状況はおひとりおひとり違いますが、その価値観を少し変えるだけで

人生が大きく動くことがあります。

考え方を少し変える…人生はそんな瞬間の連続なのかもしれません。

 

出会いに思うこと

努力して手に入るものも沢山ありますが、

努力してもなかなか手に入れられないものも。

そのうちのひとつが、「人との出会い」ではないでしょうか。

私自身も、日々、出会いの連続を感じています。

そして、旅先での忘れられない出会いもあります。

たった3週間のホームスティでの出会い。

住んでいる場所も遠いのに、20年以上たった今も、親友として

いつも心は近くにいる友人もいます。

悲しいことも、嬉しいことも、頭にきたことも、幸せなことも

時には泣いたり笑ったりしながら、同じように年を重ねてきたように

思います。

もちろん時には

「どうしてわかってくれないのかなぁ」

と悲しく思ったことも。

でも、いつも変わらないのは、お互いを思いやる気持ちでした。

東京と名古屋で離れているのに、父のお通夜に自然に参列してくれたこと。

そして、私も滞在時間は数時間でしたが、彼女のお父様とのお別れに

名古屋へ行って、東京へとんぼ返りしたこと。

そういう心が震えるような瞬間に立ち会えるのも「出会い」あってこそ、

と思います。

そういう出会いをこれからも、大切にしていこうと改めて思う

今日この頃です。